新築:住宅建物 その後3
更新日:2018/04/09
時間が空いてしまいましたが、前回に引き続き新築住宅のレポートです。
現場に向かうと、外壁が塗り終えられ真っ白な住宅が見えてきました。
屋根の裏側で外壁部分から外側に出ている部分のことを軒天と言うのですが、
今回の住宅では、軒天には明るい色の木目を使用してあり
白壁に木目のテクスチャが入ることで
全体の印象がシックになりすぎず、明るい印象と温かみがとても感じられます。
内装も、内壁が入りだんだんと全貌が見えてきました。
こちらはリビングです。
かなり広々としていて、窓も多いので日中は良く陽が入り気持ちが良い空間になりそうです。
リビングの奥には小上がりの和室があります。
小上がりがあることで広い空間のアクセントにもなり、立体感も感じられるようになります。
一方、奥行き感を演出できる小上がり和室ですが、リビングの広さや天井の高さ、和室の位置によっては、逆にリビングが狭く見えてしまうこともあります。
そのため、今回は小上がり部分の天井を傾斜をつけながら高さを出してます。
そうすることで立ち上がったとき、圧迫感があまり感じられず、
また、傾斜があることで空間が急に区切られることもなく安心感も感じられます。
何もない空間に一段上がることで、昇り降り、腰掛ける、もたれるといったアクションが生まれ、そこが居場所になります。
リフォームでも要望が多いと言う小上がり、みなさんもぜひ小上がりの楽しさを味わって頂ければと思います。
完成まであと少し。レポートも完成までお届けいたします!
お楽しみに。
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